愛顔つながる日 「えひめ いじめSTOP!デイ」に参加しました

2021年11月18日 17時04分

愛媛県内の小学校6年生と中学校1年生、およそ2万4千人が参加して、愛顔つながる日 「えひめ いじめSTOP!デイ」を行いました。本来ならば、みんなで集まって話し合いたいところですが、現在は難しい状況です。そこで、県内の小中学校でセンター校(2校:中予)リモート校(4校:東・南予)がオンラインでいじめについて話し合い、それをもとに、その他の学校(サテライト校)がいじめについて自分の考えを深めるという形式で行うことになりました。本校は、サテライト校として参加しました。

 

 

 

 

 

 

 まず、いじめについてセンター校やリモート校が話し合っている様子を視聴しました。4つのテーマの内容は①いじめを見付けたとき、一人でできること ②いじめられている人を見付けたとき、二人以上でできること ③いじめについて、大人(親、先生)にしてほしいこと ④どんな人になら、いじめを相談できる?です。どの児童も、真剣に視聴しながら、自分の考えを深めていきました。

 児童からは、素直でよく考えられた意見が出てきていました。

〇 いじめを見付けたら、注意する。でも一人では難しいことがあるかもしれない。

〇 やっぱり、大人に相談することが大切じゃないだろうか。

〇 仲間がいれば、いじめを止めることができそう。

〇 誰かが注意するようになれば、教室の雰囲気が変わってきそう。

〇 自分がいじめられたら、相談しにくい。大人はちょっとした変化に気付いてほしい。

〇 大人の考えを聞かせてもらい、一緒に考えてほしい。

〇 大人は、いじめが起こらない環境をつくってほしい。

オンライン動画を視聴した後、「これから自分が頑張りたいこと」というテーマで、北吉井小学校でも話合いを行いました。児童から出てきた考えです。

〇 まず、自分が信頼される人、相談されるような人間になる。(自分の意見を伝えつつ、他の人の意見を聞ける人)

〇 いじめに向き合う。知らないふりをしない。

〇 いじめられている人には寄り添い、相談される関係をつくる。

〇 いじめている人には、逆いじめにならないように、話を聞いて注意する。

〇 自分たちでいじめを防ぐアイデアを出し、それを友達に広げる。

〇 起こっている出来事を、いろいろな視点から見る。

〇 みんなで協力して行事を成功させる。(仲を深める)

 「自分だったら・・・」と真剣に考えたことを、今度は行動に移していきたいと思います。ご家庭でも、ぜひ今日のことを話題にしていただき、「いじめ」について考えてみてください。そのことが、児童の支えになったり、よりよい行動につながったりしていくのではないでしょうか。