こころきらり集会

2021年11月20日 12時30分

 本日、北吉井小学校の体育館で、こころきらり集会を行いました。運動会から20日あまり、こころきらり集会に向けて、どの学年も一生懸命練習してきました。

 今年は、新型コロナウイルス感染症を考え、実施するべきかどうか教職員で検討を重ねてきました。その中で、子どもたちや保護者の方の強い願いに応えたいと感染対策を講じながら当日を迎えました。今回は、低・中・高学年ごとに演奏を行いました。体育館で鑑賞できなかった学年の子どもたちは教室で演奏を試聴しました。6年生にとっては最後のこころきらり集会、集会後に修学旅行説明会があり、他学年の演奏を試聴できないこともあり、体育館の2階からの音楽鑑賞をすることとしました。6年生にとって、最後のこころきらり集会、心に残る集会となったことと思います。

【1年生】

1年生は「一ばんぼしみつけた」「きらきらぼし」を演奏しました。鍵盤ハーモニカ、木琴、鉄琴、タンブリン、スズなど、たくさんの楽器を使い、まるできれいな夜空で星たちがおしゃべりしているようでした。また、たくさんの星を演じて曲に合わせた表現がとてもかわいかったです。

 【2年生】

2年生はこぎつね音楽隊となって「こぎつね」「かっこう」「かえるの合唱」「ミッキーマウスマーチ」を演奏しました。音の重なりに気を付けたり、強弱を付けたり、輪奏したり、楽しい森の音楽会でした。最後は、森の探検隊として、「ミッキーマウスマーチ」の曲に合わせて、息の合った合奏を披露しました。

 

【3年生】

3年生は「にじ色の風船」「パフ」「聖者の行進」を演奏しました。3年生にとって初めてのリコーダー演奏でした。気持ち良さそうに演奏する3年生。物語の世界に吸い込まれそうな演奏でした。「聖者の行進」では、3年生らしい元気で明るい演奏が響いていました。

 

【4年生】

4年生は「手拍子の花束」「エーデルワイス」「スーパーカリフラジリスティクエクスピアリドーシャス」を演奏しました。「手拍子の花束」では、三つの手拍子の重なりが一つの音をつくり出し、一体感を感じました。「スーパーカリフラジリスティクエクスピアリドーシャス」では、とても速い曲調でしたが、一生懸命に演奏を成功させようとする4年生の心が一つになったすてきな演奏でした。

 

【5年生】

5年生は「星笛」「『ルパン三世』のテーマ」を演奏しました。優しい音色で低音と高音が重なり、語り掛けてくるような音楽の「星笛」から、一気に曲が弾けた「『ルパン三世』のテーマ」。鍵盤ハーモニカの扱いも上手で、5年生のかっこ良さとたくましさを感じました。

 

【6年生】

6年生は「カノン」「ロッキングクラップ」「パイレーツオブカリビアンより『彼こそが海賊』」を演奏しました。一人一人が輝くことを目標にこれまで最高学年として歩んできた6年生。6年生一人一人の思いが伝わる演奏でした。6年間の思い出が走馬灯のように思い浮かぶ「カノン」、一糸乱れない「ロッキングクラップ」の演技、そして、「パイレーツオブカリビアンより『彼こそが海賊』」では、それぞれの楽器の重なりが、遠くから海賊が迫ってくるかのような臨場感を奏でていました。

校長先生からは、運動会から短い期間で合奏を立派に創り上げ、一人一人が輝いて演奏していた低学年の子どもたち。自分たちの持ち味を出しながら、心を一つに難しい曲に挑戦し完成させた中学年の子どもたち。たくさんの楽器の重なりを一つにして、心を震わせるような圧巻の演奏をした高学年の子どもたち。どの学年の合奏も、とても「感動しました」とお話がありました。

今回のこころきらり集会では、一人ではつくれない音楽を、みんなで心を合わせてつくり上げ、そして、聞いている人を感動させる音楽会となりました。子どもたちもそれを実感し、充実感・達成感に満ちあふれていました。

保護者の皆様には、短い時間でしたが、子どもたちの頑張りを見に来ていただきありがとうございました。