5・6年生「宇宙プロジェクト」

2022年3月15日 17時11分

 5・6年生が宇宙プロジェクトとして、宇宙や宇宙飛行士、宇宙ステーションでの生活について勉強しました。

 JAXAから講師の方が来てくださり、私たちがあまり知らないJAXAや宇宙のことについて、分かりやすく教えていただきました。高さ100km以上からが宇宙であることや、宇宙の過酷な環境について知り、非常に驚く内容ばかりでした。また、宇宙ステーションの中でラジオ体操やハンドスピナをしている動画を見ることができ、地上とは全く違う動きをしており、無重力の不思議さに子どもたちは興味津々でした。

 近い将来、宇宙で人が暮らすようになるそうで、2040年には月に1000人程度が住み、1万人が旅行に行く予定だそうです。約20年後というと、5・6年生のみなさんは30歳くらい。もしかしたら、「月に旅行に行ってきたよ」や「来年から月に住むんだよね」という人が出てくるかもしれませんね。

 後半は、管制官(指示する人)、宇宙飛行士(図形を作る人)、アドバイザー(活動を見てアドバイスする人)に分かれてグループワークをしました。管制官と宇宙飛行士は、お互いの姿や行動を見ることができないため、言葉だけで指示を出したり聞いたりしないといけません。正確な図形を作るために、どう伝えれば良いかを考えるとても良い活動になりました。

 宇宙の壮大さや宇宙飛行士の魅力がたくさん詰まったすてきなプロジェクトでした。

  本物から学ぶことはたくさんあります。本物のロケットが打ち上げられる様子や、宇宙ステーションから見た地球の様子を見ることで、まるで自分が宇宙を体験したかのように子どもたちは歓声を上げていました。
 また、今回のコミュニケーションのワークショップをとおして、地上と宇宙とで言葉だけで想いを伝える難しさを学びました。想いを伝えるためには、互いを知ることや自分の間違いをさらけ出したり、相手の失敗を受け入れたりすることが大切です。学校や学級集団でも同じことが言えます。

 今回の「宇宙プロジェクト」をとおして、互いを分かり合い、今まで以上の学級や学年集団を作り、最高のチームを築き上げていきたいと思います。