【6年生】えひめいじめSTOP!デイ

2022年11月17日 16時33分

11月17日(木)

 「えひめいじめSTOP!デイ」に参加しました。県内の6年生が一斉ライブ授業に参加し、実際に県内の児童生徒から出た言葉や感情を脚本にした二つの演劇を見て、ワークショップをしました。

 まず、「ふだん明るい子が、今朝は挨拶してくれなかった。さあ、どうする?また、挨拶をしなかった理由に気付いたら何をしてあげる?」という問いについて話し合いました。

 子供たちから出た意見には、

 ・今はそっとしておいて、後で話し掛けよう。

 ・何があったのか話を聞いてみよう。

 ・他の友達が何か知らないか聞いてみよう。

 ・遊びに誘う。

 ・事情によっては励ます。           

などの相手を思いやる意見がたくさん出ました。相手の変化に気付いて寄り添うことで救われる人もいるんだということを学びました。

 

 次に、「最近自分がされて、『ありがとう』と感じたり、自分がした些細なことで『ありがとう』と言われたりしたことはある?そのときの気持ちはどうだった?」という問いについて話し合いました。

 子どもたちから出た意見には、

・友達が授業中に分からなかった問題を教えてくれてうれしかった。

・友達がおもしろい話をして笑わせてくれて元気が出た。

 ・教室移動で友達の荷物を持っていたら、「ありがとう」と言われて嬉しかった。

・友達の物が落ちたときに拾ったら「ありがとう」と言われて、やって良かったと思った。

 という意見が出ました。自分が何気なくした小さな行動が相手にとってうれしいものになり、感謝されると自分も良い気持ちになれるので、小さな一歩から行動する大切さに気付きました。

 

 最後に、いじめの傍観者にならないためにできるアイデアについてみんなで話し合いました。

 ・相手のためになると思ったことを少しでもいいから行動にうつそう。

 ・悲しい思いをしている子がいたら毎日1回でもさりげなく話し掛けたり、挨拶をしたりする。

 ・みんなでふだんから互いに話し掛けることで、学級の雰囲気を明るくする。

 などの意見が出ました。

 

 日頃から気付いたことを言い合える仲間づくりをすることで、「みんなでいじめが起こらない教室や学校の雰囲気をつくっていこう」という気持ちを高めることができた時間になりました。