校長訓話

2023年2月8日 13時26分
全校

2月8日(水)

 今日は昼休み、校長先生のお話をTV放送で聞きました。

 お話の前に、北吉井小学校が「令和4年度 愛媛県学校保健優良学校」として表彰されたといううれしい報告がありました。

 北吉井小学校の児童や保護者、教職員が一体となって健康な心と体で過ごせるよう、様々な取組を続けた成果として、立派な賞をいただきました。この喜びを、校長先生は、一番に全校児童に知らせ、今後も続けていけるよう励ましの言葉がありました。

 

 続いて、校長先生のお話です。今回は、4年生の福祉体験学習に参加された東温市社会福祉協議会の方からうかがったお話を紹介していただきました。

 『バスが来ましたよ』という実話を基にした絵本です。

 ある日、白杖を持った視覚に障害がある男性がバスで出勤する際、小学生の女の子が「おはようございます。」「バスが来ましたよ。」と声を掛け、優しくバスに誘導し、降りて近くの横断歩道まで付き添うところからお話は始まります。

 次の日も、その次の日も、女の子の付き添いは続きます。

 そして、月日はめぐり、数年後の4月。付き添いは、中学校へ進学した女の子の妹へと引き継がれました。そして、妹からその友達へと優しさのバトンが渡されていきます。

 朗読の後、校長先生は、「優しさのバトンは、10年以上、男性が定年退職されるまでずっと続いたということです。優しさや思いやりの心が広がっていく、とてもすてきなことですよね。北吉井小学校でも、優しさや思いやりの心が広がっていくことを期待しています。」と締めくくられました。

 心が温まる優しいお話に、全校児童は引き込まれたようです。お話の後、各教室から大きな拍手が響いていました。