【6年生】社会科「東温出前講座」

2023年9月13日 13時00分
6年生

9月13日(水)

 6年生社会科の学習で、東温市の歴史民俗資料館学芸員さんを講師に招き、北吉井の歴史についてお話をしていただきました。
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 北吉井校区は約2000年前から人々の営みが紡がれてきた地域です。現在向井古墳がある樋口の山の周辺で、矢尻や石斧など、人々が生活していた痕跡が見つかりました。このように、北吉井の歴史の話は、弥生時代からスタートしました。
 聖徳太子のいた飛鳥時代につくられた樋口にある向井古墳を代表に、北吉井の山々に数多く点在している古墳群。
 中世に和田氏によって築かれた岩伽羅城。
 江戸時代農村の町筋につくられた上市、下市地蔵。
 そして近代。横河原駅まで鉄道がつながったことで、この地域に商店街ができ栄えていったことなど、古代から近代までを遡ってお話を聞くことができました。
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 お話の最後には、昭和30年頃の北吉井小学校の写真を見せていただきました。児童は、今の校舎との違いや周辺に建物が何もないことなどにとても驚いている様子でした。
 古代、中世、近世、近代それぞれの時代の学習を進めるに当たって、北吉井校区の当時の生活を関連付けながら歴史への学びを深めていきたいと思います。
 学芸員さん、歴史を身近に感じる興味深いお話をしていただき、ありがとうございました。