松山聖陵高等学校交流事業
2024年3月11日 09時35分この1年間、北吉井小学校と松山聖陵高等学校は、交流事業を実施し、3月8日(金)をもって、令和5年度の活動を終えました。
◆小学校にとっては、高校生の活力を子供たちに与え、子供たちの安全・安心が一層充実すること
◆高校にとっては、キャリア教育の探究学習として、教職を志望する生徒が本物体験をすること
と、双方にとって有益な活動や学習になることを狙って取組を重ねてきました。
交流事業を始めた5月から1学期にかけては、運動会の準備や休み時間の触れ合い、清掃活動の手伝いといった小学生と高校生との触れ合いの時間を中心に交流しました。
高校生は、下校の見守りや授業参観、水泳学習の補助をするなど、小学校の教職について実践を通して学びました。小学生は、大勢の高校生に見守られ、安心して学習や下校をしました。
2学期からは、本格的に学習支援をするようになりました。休み時間に丸付けをしたり、小学生が書いた作文の感想を伝えたり計算ができているか確かめたりしました。
高校生と年齢の近い教員と語る会を開催しました。高校生の「小学校教員の1日の生活」や「高校・大学で経験しておくと良いこと」「教職の魅力」などについての質問に答えました。
こころきらり集会の準備を6年生と高校生が協力して行いました。6年生児童はお礼に演奏を披露し、高校生は激励のエールを送りました。
3学期になると、より積極的に児童と関わるようになりました。何度も交流を重ねることで、児童も高校生を信頼するとともに仲良くなっていきました。
10回の交流事業を終え、3月8日に高校生の修了式を実施しました。高校生の皆さんには、この経験を通して教職について理解を深め、更なるキャリア形成が図られることを期待しています。松山聖陵高等学校の皆さん、お世話になりました。