【5年生】人権・同和参観日「どうすればいいんだ」
2024年9月13日 18時15分5年生は道徳科の教材「どうすればいいんだ」を「いじめをつくらないためには、どうすればいいだろう」を目当てに授業をしました。誰に対しても差別をしたり偏見を持ったりすることなく、公正、公平にし、正義の実現に努めようとする態度を育てることをねらいとしました。
まずは、ヨースケに嫌な役をさせていることをぼくやシンイチはどう思っているのかを考えました。
ヨースケが嫌だと言わないことをいいことに、別にいじめているわけではないという気持ちで二人は行動していることに気付きました。
次に、ヨースケが「ちょっと困った顔」をするときにどんな気持ちだったかを考えました。
転校してきたばかりで友達が少なく我慢しようとしている心や、嫌だと言いたい心が混在していることに気付きました。
次に、一人でいるヨースケを見ながら二人はどんなことを考えているかを想像しました。
「悪いこと(いじめ)をしてしまった。」「我慢強いヨースケのちょっと困った顔はとてもつらかったのではないか。」「ヨースケにとってぼくたちはどんな存在なのだろう。」などの意見が出ました。
この授業を通じて、「いじめをつくらないためにはどうすればいいだろう」と再度考えました。「相手が少しでも嫌なことはしないように気を付ける。」「全員に優しくする。」「優しい言葉を使う。」「みんなに公平に接する。」「しゃべる前に相手が自分だったら嫌な気持ちにならないかを考えて行動する。」などの意見が出ました。
誰に対しても差別をしたり偏見を持ったりすることなく、学習したことを生かしながら気持ちよく生活できることを願っています。