5年 東温e-program
2025年6月12日 18時04分6月10日、5年生を対象に「東温e-program」による環境学習プログラムを実施しました。このプログラムは、東温市から講師の方をお招きし、出前講座の形式で環境問題に関する多様な学びを提供するものです。子供たちは4つの教室に分かれ、それぞれ異なるテーマの講座に参加しました。
講座①「昆虫博士に学ぼう」
外来種による環境への影響について学びました。オオヒキガエルや猫、アライグマなどが生態系に与える被害の具体例を通じて、自然や生き物を守る大切さを感じ取ることができました。
講座②「木の年輪(年輪が語りかけること)」
木の年輪と気候の関係について学びました。年輪の幅から過去の気温や降水量が分かることを知り、自然の中にある「地球の記録」に驚きの声が上がっていました。
講座③「気象について学び、体験しよう」
雲や雨、竜巻などの気象現象について学び、実験も行いました。水蒸気から雲ができる様子や、雨粒の形が「アンパン型」であることに多くの児童が関心を寄せていました。
講座④「南極のお話」
日本の南極観測隊の生活など、地球規模の環境問題について考える時間となりました。南極観測支援を行う海上自衛隊の艦船である砕氷艦「しらせ」についても学びました。日本の南極地域観測を支える重要な船です。南極のクロヒゲゴケも触ってみました。
今回の学習では、身近な自然から地球全体の課題まで、子供たちが自らの「気づき」や「問い」をもとに深く考える姿が見られました。体験的な活動を通して、環境について主体的に学ぶ貴重な機会となりました。今後も、児童一人一人の環境意識を育む学びを大切にしてまいります。