『星につたえて』
2020年8月17日 08時34分8月17日(月)
夏の夜空の風物詩「ペルセウス座流星群」が先日、出現のピークを迎えました。
夏休み中ということもあって、実際に流れ星を目にした人もいることでしょう。
流れ星と言えば……
みなさんは、『星につたえて』(安東みきえ 文・吉田尚令 絵)という絵本を知っていますか?
まだ、生き物といえば、海のクラゲしかいなかった頃のこと。
1匹のちっぽけなクラゲと何万年もひとりぼっちで旅をしていたほうき星が偶然出会い、
たった一晩だけ夜通しおしゃべりして楽しい時を過ごします。
でも、夜明けとともに別れがやってきます。
「今夜もまた会えますか。」と尋ねるクラゲに、
「何百年かたてばまた会えるかもしれません。」と答えるほうき星。
再会を楽しみに、ほうき星はまた空の旅へ。
クラゲが最後にほうき星に伝え切れなかったある言葉。
その言葉は、長い長い時を超え……。
そして、その言葉「〇〇〇〇。」とは……。
ちょっぴり切なく、でも、心が温かく優しくなるお話。
みなさんも、ぜひ読んでみてくださいね。