5年生「とうおんe-program」

2021年10月1日 18時02分

 今日の3・4校時に、5年生対象で東温市主催の「とうおんe-program」が開かれました。「年輪が語り掛けること」「魚のからだの仕組みを調べよう」「サイエンスショーで学ぼう」の三つの教室がありました。

 「年輪が語り掛けること」では、まず、一人一人がスギの木を輪切りにしました。初めて持つのこぎりに苦戦する姿も見られましたが、全員何とか切ることができました。そして、紙やすりで断面を磨くと、きれいな年輪が見えるように……。年輪で、木の年齢が分かることや、今年の年輪は木の外側の方であること、年輪によって1万年前までの天気が分かることなど、たくさんの興味深いお話をしていただきました。

 

 「魚のからだの仕組みを調べよう」では、栽培資源研究所の方々から、マダイのからだの仕組みについて教えていただきました。まずは、からだの測り方を学び、全長、尾又長、体長、体高を測定しました。

 いよいよマダイの解剖です。初めての魚の解剖に子どもたちはハラハラドキドキ・・・。マダイの身を切り、肝臓、胃、腸、脾臓、心臓、えら、生殖腺を見つけました。じっくりマダイのからだを見つめながら、丁寧に解剖をすることができました。

 「サイエンスショーで学ぼう」では、たくさんの実験を通して、空気の重さを実感したり、酸素や二酸化炭素の性質について学んだりしました。「ふくらませた風船としぼんだ風船では、どちらが重いですか?」では、多くの子どもが「しぼんでいる風船」を予想しました。しかし、ふくらませた風船の方が重いことが分かると、「えー!?」とびっくりした様子。「空気が入っている分、ふくらませた風船が重いのかな。」と、科学的にしっかり考えることができました。他にも様々な驚きや疑問、発見のあるすてきなサイエンスショーでした。