【6年生】薬物乱用防止教室

2023年1月17日 14時05分

1月17日(火)

 3校時に養護教諭による「薬物乱用防止教室」を行い、薬物乱用の危険性について正しく理解し、どうやって自分の身を守るかについて考えました。

 冒頭で「薬物乱用ってどういうことか分かりますか。」と質問されると、「危険な薬物を違法に使うこと。」「薬物を使って逮捕されること。」と答えがかえってきました。

 「薬物は、実はもっと身近にありますよ。」と市販薬を見せられると「えっ?」と、児童は驚いた表情を見せました。

 身近な風邪薬や頭痛薬にも使い方のルールがあり、用法や用量を守らずに使うことも乱用することだと知りました。

 薬物を乱用すると、大切な脳を傷付け、幻覚や悪い妄想をしてしまうことがあります。事件や事故を起こしてしまうこともあります。さらに、家族や友達など、大切な人まで傷付けてしまうこともあると知りました。

 薬物を乱用することがいくら危険だと分かっていても、「楽しくなるよ。」「頭が良くなるよ。」といった甘い言葉で誘ってくることがあるそうです。

 そのような誘いに「なにかおかしいな。」と危険に気付くことが大切です。そして、ハッキリ!キッパリ!断ることが重要です。

 そこで、ペアで言葉巧みに誘う人ときっぱり断る人に役割分担して断る練習をしました。

「これを飲むと勉強ができるよ。」「きれいになるよ。」

「大丈夫です。いらないです。」「興味ないよ。必要ないから。」

それでもしつこく誘ってくるときは、その場を離れることも大切です。

 誘ってくる人が親しい人であれば、なかなか断りにくいのも事実です。でも、自分を守るためにもはっきりと断れる勇気、その場を離れる行動力を発揮することが大切です。。

 最後にクイズをしながら振り返りをしました。学んだことを生かして、しっかり答えていました。

 感想では、「仲の良い友達でも誘ってきたらきっぱり断りたい。」「ラムネやタブレットのような形のもあるのは驚いた。」「乱用すると自分だけでなくまわりの人も悲しくさせてしまうので、絶対いけないことだと思った。」という意見がありました。

 悩んだときは、身近な信頼できる大人に相談しましょう。

 そして、自分の未来を大切にしていきましょう。