不審者対応避難訓練

2023年1月18日 11時25分

1月18日(水)

 不審者対応避難訓練を行いました。

 いつ、どこで、子供に不審者の危険が迫るかは分かりません。今回の訓練は、授業中に学校に不審者が侵入、教職員による対応後、安全を確保した児童が避難するという想定で取り組みました。

  教室では、入口を閉めたり、落ち着くことを確かめたりしながら安全確保をしました。

 教室から出るときや運動場に移動するとき、ぶつかったりつまずいたりしないよう、気を付けて集合しました。

 児童一人一人の状況を確かめ、児童全員の安否確認をしました。

 避難完了後、松山南警察署 生活安全課署員の方から、不審者に出会ったときのどのような行動をとればよいのか指導していただきました。

 はじめに、避難の様子について「先生の話をよく聞いて指示に従って静かに行動したこと、押したりぶつかったりすることなく安全に移動し感心しました。」と、褒めていただきました。

 そして、不審者と出会い声掛けなどをされたときの行動「いかのおすし」について、学習しました。

「いかって、どんな意味かな?」

「知らない人についていかないことです。」

「優しい人なら知らなくってもついて行っていいですか?」

「だめです!」

このように、児童とやり取りをしながら分かりやすく御指導いただきました。

 校長先生から、「今日の学びを学級で振り返ったり確かめ合ったりしながら、万が一のための心構えをしていきましょう。」とこれからの生活にいかしてほしいという期待と「一生懸命訓練する姿が見られて良かったです。」と評価の言葉をいただきました。

 

 本年度は、地震・火災発生時の避難訓練(2回)、引き渡し訓練、シェイクアウト訓練、そして、今回の不審者対応避難訓練と5回の訓練を行い、児童が適切に行動できる安全対応能力の育成に努めてきました。今後も防災教育が充実するよう、関係機関と連携しながら取り組んでいきたいと思います。