パラオリンピック選手から学ぼう
2024年1月23日 08時18分1月23日(火)
今日は、パラリンピック陸上選手が出前講座に来てくれました。100mや200m、400mの種目を専門としています。
最初「『みっきー』と呼んでください。」と、明るくユニークな自己紹介をしてくれました。みっきー選手は、生まれつき手足が欠損している障がいがあります。小学校時代の経験から、「何をやっても、できない。」という壁にぶつかりました。その自分を救ったのが、スポーツだったそうです。スポーツを通して、工夫すればできないこともできるようになることに気付いたそうです。
みっきー選手は、幼少期に野球やサッカー、バスケットボールなど様々な競技にチャレンジし努力をしました。そして、今の陸上競技と出会ったそうです。
みっきー選手の話の中で、義足を使ったパラ選手が健常者のオリンピック選手の金メダルの記録を超えたという話がありました。その話の後、「義足は、せこいと思いますか?」とみっきー選手から子供たちに質問がありました。その答えは様々で、正解はないそうです。いろいろな考え方の違いがあることを認め合うことが大切だと教わりました。
みっきー選手の人柄や生い立ち、スポーツに対する思いを聞いた1時間目、子供たちも自分の生き方や考え方を深く考えることができた時間となりました。
2時間目は、みっきー選手が実際に陸上で練習しているメニューを体験しました。まずは、テンポ良くジャンプをする練習しました。その後、姿勢を意識して縄跳びを跳ぶイメージで高く跳ぶジャンプを練習しました。最後に、連続で跳び続けることを意識しながら練習しました。一つ一つの練習に、目的とポイントを明確にして教えてもらい、子供たちも生き生きと取り組んでいました。
2時間という短い時間での学習会でしたが、みっきー選手の明るさと前向きさ、そしてチャレンジ精神に感銘を受けながら学ぶことができました。
みっきー選手、本日は、深い学びをさせていただき、ありがとうございました。ますますの御活躍を北吉井小学校も祈っています!