【6年生】伝統音楽鑑賞会
2024年2月28日 16時35分本日の5、6時間目に伝統音楽鑑賞会がありました。7名の講師の方をお招きし、筝や尺八の演奏を生で聴かせていただきました。
まず、筝と尺八による「未来花」を聴きました。どの児童も一音一音を楽しみながらじっくりと演奏を聴いていました。いつも聴く録音された音源とは違い、生の音には深みや温かみ、演者の思いがこもっていて、とても迫力がありました。
次に、筝や尺八と一緒に児童がリコーダーで「さくら」を合奏しました。練習なしの一発本番でしたが、上手に演奏でき、きれいな音色を響かせて楽しみました。
また、尺八に触れたり、実際に演奏したりする体験もしました。尺八は、形状がリコーダーと似ていますが、とても大きく、上手に奏でるには多くのポイントがあるため、とても苦戦していました(大人でも始めから演奏できる人はほとんどいないそうです。)。そんな中でも、講師の方から丁寧にこつを教えていただきました。諦めず挑戦して音を出すことができた児童も数名いました。
最後に、「春の海」を聴きました。「春の海」は正月にもよく流れている名曲です。筝と尺八の掛け合いに魅了され、海の情景を想像しながら聴いていました。
2時間の鑑賞会があっという間に終わりました。児童から「筝や尺八を演奏してみたい。」「違う伝統音楽も聴いてみたい。」という声が多く挙がっていて、古くからの日本の文化に興味を持った様子がうかがえました。
大変貴重な経験ができました。生田流公益社団法人当道音楽会の皆様、都山流尺八愛媛県支部の皆様、誠にありがとうございました。