【4年生】防災学習~DCMの方を講師にお迎えして~
2025年9月19日 11時23分4年生は防災学習の一環として、DCMの方を講師にお迎えし、南海トラフ地震を想定した授業を行いました。 この授業の目的は、「正しい知識を持つこと」と「事前の備えの重要性」を理解し、家庭での防災行動につなげることです。
授業では、以下のようなポイントを中心に学びを深めました。
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地震後の避難は必ず階段で。エレベーターは停止・閉じ込めの危険がある。
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南海トラフ地震は必ずいつか起きるとされている。「いつ来ても困らない準備」を今から始めることが大切。
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家具の固定は命を守る行動。突っ張り棒や耐震マットなどでしっかり対策を。
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災害時のトイレは、黒い袋+凝固剤で処理する簡易トイレを使う。目安は「1人1日5回×7日分=35回分」を家族人数分備蓄。
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非常持出袋は1人1袋。中身は約30点の必需品で、背負って避難できる重さに調整する。
講師の方は、実際の防災グッズを持参してくださり、子供たちは非常持出袋の中身や簡易トイレの仕組みなどを目の前で見ながら、災害への備えについて具体的に学ぶことができました。
「こんなにたくさん入ってるんだ!」「トイレって袋でできるんだ!」と驚きの声が上がり、子供たちは防災を“自分のこと”として考えるきっかけを得たようです。
講師の方からは、「正しい知識は命を守ります。災害は必ず来ます。だからこそ『今』備えることが大切です。今日学んだことを家に持ち帰り、家族と一緒に行動に移してください」と力強いメッセージをいただきました。
授業後、子供たちは「家でもやってみる!」「おうちの人に教える!」と意欲的な様子を見せていました。 ぜひ御家庭でも、家具の固定や非常持出袋の準備、トイレの備蓄量などについて話し合っていただければと思います。
今回の学びが、子供たち自身の行動につながり、地域全体の防災力を高める一歩になることを願っています。