北吉井の歴史 第②弾
2025年6月19日 15時00分6年生の総合的な学習の時間「北吉井の歴史」で元歴史民俗資料館の職員の方をお招きし、ふるさと北吉井の歴史をより深くまで学習しました。つい先日、校区の向井古墳を見学した後に続き、第2弾の勉強です。
「北吉井の校区に人が住み始めたのはいつでしょう?」
答えは約2000年前。これは弥生時代のこと。言葉では分かっても、イメージしづらいところを実際の写真や発掘した様子を交えて説明していただきました。
さらに、中世の頃(鎌倉時代)の北吉井校区については、和田氏という豪族が治めていて、5つの城を持っていたことや松山と東予地方を結ぶ交通の重要拠点であったことを勉強しました。さらに近世では、西岡窯や志津川窯など、焼き物の産業が発展していったことを教えていただきました。
そしていよいよ明治時代。横河原まで伊予鉄道が延伸され、このことによって北吉井校区が発展する起爆剤となります。映画館も銭湯もあったにぎやかな街だったことを紹介していただきました。またもう一つの転機となったのが、愛大附属病院が建設されたことです。愛大病院が昔、池を埋め立ててできたことも初めて教えていただきました。
いよいよ社会科の歴史学習が始まる最高のタイミングで、「北吉井の成り立ち」を知ることができました。遠い場所での歴史学習が「自分事の学習」になるよいきっかけとなりました。「ふるさとを知ることは、ふるさとを愛することにつながる」思いを大切にしながら学習を続けていきます。