6年生
1月29日(月)
6年生は、学校薬剤師さんを講師にお招きして「薬物乱用防止教室」を実施しました。
まず、薬に関する動画を視聴しました。人からもらった薬は飲んではいけない、薬は水で飲む、決められた用量を守るなど、正しい薬の服用法を知り、ルールを守ることの大切さを理解しました。
薬とお茶を混ぜる実験の様子を見て、化学反応を起こして黒色に変化していることに子供たちは大変驚いていました。
次に薬物を乱用する入り口が「たばこ」「お酒」であることを知りました。「たばこ」「お酒」にどうして大人が手を出すことになるのか、またその危険性について考えました。
「身近な大人の人でお酒を飲んだことがある人はいますか?」と聞かれると大半の児童が手を挙げていました。しかし、子供は飲んではいけないことを、様々な理由から理解しました。「子供は、アルコール分解能力が未熟であること」「大人違って子供は脳に大きな影響を与えること」を知りました。
たばこの危険性についてもDVDの視聴や講義から学びました。ニコチンを摂取したミミズやウサギが、体に異常を引き起こしているのを見て、たばこの恐ろしさを再確認していました。また、「たばこには発がん物質が50も入っている」「たばこを一本吸うことで寿命が5分30秒縮まる」ということに子供たちは驚き、健康な体で過ごしていくため、たばこに安易な気持ちで手を出してはいけないという感想を述べていました。
大麻などの危険薬物についても理解を深めました。小学生でも大麻を所持していて逮捕されたという事例があると聞いて驚いていました。また、使用するきっかけに「恋人や友達の誘い」割合が多くあって、いずれ自分や周りにも関係があることかもしれないと講師の方の話を真剣に聞いていました。
最後に、薬物について、誘そわれても「私は絶対やらない」ときっぱり断り、自分の体は自分で守ることが大切だということも学びました。

これからの生き方につながる大切な学びの時間となりました。御指導いただき、誠にありがとうございました。
1月26日(金)
本日放課後、本校教職員が「第3回東温市巡回相談」の指導講話を受けました。授業公開及び相談、市巡回相談指導員による指導助言を通して、児童への関わり方についての研修でした。多様性を認め合い、個別最適な学びと協働的な学びがどの児童にとってもよりよいことが分かりました。


午前中の授業公開の際には、重信中学校の先生にも授業参観をしていただきました。中学校の先生からは、「中学校はこわいところではありません。勉強に不安の人もいると思います。しかし、分からないことは誰にでも聞くことが大切です。小学校の残りの授業で、困ったことは周りに聞けるようになっていてください。」という言葉を6年生に向けていただきました。今日学んだことを生かし、教職員一同、精進していこうと思います。
6年生
1月25日(木)
本日、6年生は久万高原町にある久万スキーランドにバスで向かい、「スキー教室」を行いました。昨日からの最強寒波の影響でゲレンデは真っ白な銀世界。雪がふわふわの最高なコンディションで、子供たちは滑る前からとても楽しみにしていました。

班ごとにゲレンデに出て、基礎練習が始まりました。まずは片足だけ板を付けて滑ったり、かに歩きで斜面を登ったりしました。バランスを崩し、転倒することもありましたが、自力で立ち上がり、指導者の方や先生、友達に手を借りながら何度も練習をしました。
北吉井っ子たちは、諦めることなく練習して、みるみる上達していました。

お昼ご飯を食べた後もゲレンデに出て練習です。この頃にはすっかり上達し、いよいよムービングベルトに乗って少し高い場所から滑ることに。
子供たちの上達は、本当に早く、滑り始めが高い場所からになってもすいすいと滑っていました。

あっという間に教室終了の時間になりました。「まだまだ滑りたりない!」という声が上がるほど、初めての経験が楽しい思い出になりました。

小学校の思い出がまた一つ増えました。久万スキーランドの皆様、インストラクターの皆様、本当にありがとうございました。
1年生
学校行事
1月23日(火)
今日は、パラリンピック陸上選手が出前講座に来てくれました。100mや200m、400mの種目を専門としています。

最初「『みっきー』と呼んでください。」と、明るくユニークな自己紹介をしてくれました。みっきー選手は、生まれつき手足が欠損している障がいがあります。小学校時代の経験から、「何をやっても、できない。」という壁にぶつかりました。その自分を救ったのが、スポーツだったそうです。スポーツを通して、工夫すればできないこともできるようになることに気付いたそうです。
みっきー選手は、幼少期に野球やサッカー、バスケットボールなど様々な競技にチャレンジし努力をしました。そして、今の陸上競技と出会ったそうです。

みっきー選手の話の中で、義足を使ったパラ選手が健常者のオリンピック選手の金メダルの記録を超えたという話がありました。その話の後、「義足は、せこいと思いますか?」とみっきー選手から子供たちに質問がありました。その答えは様々で、正解はないそうです。いろいろな考え方の違いがあることを認め合うことが大切だと教わりました。
みっきー選手の人柄や生い立ち、スポーツに対する思いを聞いた1時間目、子供たちも自分の生き方や考え方を深く考えることができた時間となりました。


2時間目は、みっきー選手が実際に陸上で練習しているメニューを体験しました。まずは、テンポ良くジャンプをする練習しました。その後、姿勢を意識して縄跳びを跳ぶイメージで高く跳ぶジャンプを練習しました。最後に、連続で跳び続けることを意識しながら練習しました。一つ一つの練習に、目的とポイントを明確にして教えてもらい、子供たちも生き生きと取り組んでいました。

2時間という短い時間での学習会でしたが、みっきー選手の明るさと前向きさ、そしてチャレンジ精神に感銘を受けながら学ぶことができました。

みっきー選手、本日は、深い学びをさせていただき、ありがとうございました。ますますの御活躍を北吉井小学校も祈っています!
2年生
1月22日(月)
本日、生活科の町探検の学習のまとめとして、お世話になったお店や施設を訪問し、学習まとめのポスターを持参して感謝の気持ちを伝えしました。

児童は、10月に町探検に行った後、気付いたことや分かったことを1人1台端末を使って写真やイラストなどを交えてカードにまとめ、CMを作成しました。
今回は、そのカードを集約してポスターにし、お世話になったお店や施設にお届けしました。児童は、挨拶はもちろん、探検の感想や感謝の思いをしっかりと伝えられるよう、張り切って渡しました。


どのお店や施設でも、大変喜んでいただき、「よくできているね。貼らしてね。」や「きれいに作ってくれてありがとう。」と温かい言葉をいただきました。

町探検の学習に際し、地域の皆様の御協力のおかげで、たくさんの学びや気付きを得ることができました。いつも見守ってくださりありがとうございます。
学校行事
1月19日(金)
今週は3、5、6年生が「なわとび集会」に取り組みました。
「個人戦」では、決められた跳び方5種目の内、何種目クリアできるか勝負しました。一拍子の前跳びやあや跳び、交差跳び、二重跳びなどを30秒といった決められた時間跳び切るという方法で取り組みました。
どの児童も目標達成を目指して一生懸命跳びました。引っかかった児童は、跳んでいる友達に「頑張れ-!」と声援を送っていました。

「団体戦」は、クラス対抗の8の字ジャンプです。これまで授業や休み時間を使って、どのクラスも熱心に練習してきました。本番では、「はい!はい!はい!」と息を合わせる掛け声が体育館中に響き渡り、どのクラスも記録更新を目指していました。


結果が出たクラスもそうでなかったクラスも、これまでの互いの努力を称え合い、拍手を送り合う姿があり、すばらしい集会となりました。


縄跳びは一人でも多人数でも楽しめる運動です。これからもたくさん跳んで、体力向上を目指しましょう!


さくら組
1月18日(木)
さくら組は、みなら特別支援学校の友達と交流会を行いました。今回は、「お正月」をテーマに交流会をしました。
始めに、『ずっとずうっと大好きだよ』の物語を4年生がペープサートで発表しました。最後に手話を入れるなど、とても心温まる内容でした。

次に、「おもちつき」や「福笑い」「はねつき」「だるまおとし」などお正月行事を楽しみました。「おもちつき」では、杵と臼を段ボールで製作し、スライムをお餅に見立ててつくりました。「よいしょ」の掛け声でみんなで餅つき体験をしました。「福笑い」では、一人一人が顔のパーツを貼って、みんなで出来上がった作品(?)を鑑賞して楽しみました。「はねつき」や「だるまおとし」では、昔の遊びをしながら、友達と交流を深めました。


その後、みんなで豆まきをしました。鬼を描いたボックスにめがけて、ボールを投げました。みんなで鬼退治をして、福を呼びました。

最後にみんなで絵馬を書きました。一人一人が今年頑張りたいことや、自分の夢をかきました。「建築士になりたい。」「もちもちの餅のようなパンが作れるパン屋さんになりたい。」と絵馬に書いていました。自分が書いた願いを、大きなとりのこ用紙に貼ってみんなで一つの絵馬が出来上がりました。

今回の交流会は、たくさんのプログラムがあり、充実した活動となりました。交流会前に、みんなでどんなことをしたいかを話し合い、実際に企画・準備をしてきました。自分たちの力で計画したからこそ、交流会当日もとても主体的な活動となり、子供たちの笑顔が輝いていました。

どの子も、自分の得意を生かしながら活動をした交流会で、自分の良さを生かすことのすばらしさを改めて感じるひと時となりました。北吉井小学校では、今後も積極的にこのような交流活動に取り組みたいと考えています。
3年生
1月17日(水)
3年生は、総合的な学習の時間に社会福祉協議会や地域民生委員のみなさんに来ていただき、高齢者疑似体験に取り組みました。
下半身にサポーターなどを付けたグループでは、①椅子に座ってみる、②靴の脱ぎ履き、③階段の上り下り、④マットの上に寝転がる、起き上がるという4つの動作を行いました。
いろいろな障害物をみんなで協力して乗り越えます。介助をする人も「椅子に座ります。」「前に段差があります。」などと伝えていました。


上半身にサポーターなどを付けたグループでは、①新聞をめくる、②折り紙を折る、③チャックの付いた服の着脱、④ペットボトルの蓋の開け閉めという4つの動作を行いました。
ペアで協力して活動しました。難しい動作もペアの人の声掛けや介助があるとできることが分かりました。


それぞれの体験をした後、感じたことを発表しました。「体を動かしずらく大変だった」「地域で困った人を見かけたら進んで声を掛けたい」など、実践への意欲を高めていました。

これで福祉体験は最後になります。今後はグループで調べ学習を行い、「みんなにやさしいまち」にするために学びを深めていきます。
御指導いただいた皆様、今回は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。