4年生
10月19日(水)
10月も半ばを過ぎ、秋もだんだんと深まってきました。秋は、運動や読書、芸術、勉強に適した季節であると言われてきました。学校では、各学年で造形大会を行ったり、各教科の学習で活動の充実を図ったりしています。今日は、4年生の道徳の授業研究が行われました。子供たちの学習の様子を教師が参観し、授業後の話合いをすることを通して、より良い授業づくりに生かしています。
「大きな絵はがき」という資料で学習をしました。
転校していった友達から届いた大きな絵はがきが料金不足だったことを「伝える」か「伝えない」かについて議論し合い、考えを深めました。赤白帽子を自分の立場が分かるようにしてかぶり、話合いを進めました。2学期から導入された電子黒板も有効に活用しました。
2年生
10月18日(火)
2年生は、生活科「町たんけん」で、グループごとに学校周辺と横河原商店街周辺の15か所のお店や施設へ探検に行きました。
15か所に分かれて学習するためには、教職員では対応できません。そこで、PTA活動の一環として保護者の方にグループの付き添いと見守りをお願いしたところ、20名以上のお申し込みをいただきました。どのグループにも大人が付き添い、安全に学習に取り組むことができました。
安全に気を付け、1列に並んで目的地へ向かいました。探検先に着くと、代表の子供に続き、みんなで「よろしくお願いします。」と挨拶をした後、お店や施設の中を案内してもらったり、事前に考えた質問をしたりしました。
子供たちは、探検先の方に詳しく説明してもらったり、質問に答えてもらったりしたことを一生懸命メモしていました。また、発見したことをタブレットで撮影しました。時間いっぱい探検場所の秘密と見つけようと頑張っていました。
探検から帰ってきた子供たちからは「緊張したけど、大きな声で質問できた。」「不思議に思ったことを進んで質問できた。」「友達に知らせたいことをたくさん見つけた。」「班長としての仕事がちゃんとできた。」などの声が聞かれ、充実した活動になった様子が伝わってきました。
町探検に行かせていただいたお店、施設の方々、子供たちの見守りに御協力いただいた保護者の皆様のおかげで素晴らしい学びの時間となりました。ありがとうございました。
4年生
10月17日(月)
4年生は、耳の不自由な方との交流会を行いました。東温市社会福祉協議会から御紹介いただいた先生を招いて学習をしました。子供たちは、先生の手話を見ながら、何を伝えようとしているのかを理解しようと、集中してお話を聞いていました。
まず、私たちが住んでいる地域には、耳の不自由な方を助けるためにたくさんのマークがあることを教えてもらいました。「聴覚障害者マーク」は見たこともある子もいましたが、「手話マーク」や「筆談マーク」、「ヒアリングループマーク」は見たことがない子が多くいました。「耳マーク」はコンビニエンスストアのレジにあるそうです。身近なところにも、知らなかったマークがあるのだと関心を高めました。
その後、先生の耳が聞こえなくなった生い立ちや、先生が子供の頃の聾学校での学習の様子を聞きました。
そして、耳の不自由な方が生活するうえで、困っていることを教えてくれました。先生は、聞こえないから、自分の声が伝わっているかどうかが分からないということ、相手の言っていることを理解するために、口の動きを読み取って理解しているそうですが、コロナ禍の中マスクを着用しているため、なかなかコミュニケーションがとりにくいことに実際に困っていると教えてくれました。
後半は、挨拶の仕方や数の表し方の手話を学んだり、自分が知りたい手話を教えてもらったりしました。
物や遊び、スポーツの手話は、その物の特徴や動きが基となっていることが分かりました、最後に、各クラスの代表の子が、出された問題をイメージしながら、手話で伝えました。そして、フロアの子が何を表現しているのかを当てるクイズをしました。
4年生が1学期から取り組んできた福祉体験学習。講師の方をお招きしての学習会は今回で最後となりますが、学んだことを生かし、市民の一員として、「ふだんの くらしの しあわせ」が享受できるまちづくりにできることから取り組んでいきましょう。
この数か月間、福祉体験学習の推進に御協力いただきました東温市社会福祉協議会をはじめ、関係団体の皆様、誠にありがとうございました。
北吉井小学校が学校運営協議会を設置して、コミュニティスクール(地域とともにある学校)となって3年目となりました。
今年度は、学校運営協議会の委員の皆様から教育課程の充実や教育活動の負担軽減について御提案いただき、積極的に取り組んでいます。
【教育課程の充実】
各学年の授業に専門家の方が参画してくださっています。2学期に入って大変な充実ぶりです。
1・2年生は植物学の専門家から「あきさがし」や「虫とり」の視点を学びました。早速、遠足で秋の植物や虫探しに生かすことができました。
5年生は、愛媛大学SDGs推進室の教授をお招きして、SDGsの考え方や取り組み方を基礎からしっかりと学びました。
6年生は、NPO法人えひめグローバルネットワークの講師をお招きして平和の語り部学習(クリックすると詳細を御覧いただけます)に取り組みました。
【教育活動の負担軽減】
夏季休業中の飼育灌水や学校図書館の整備等、子供たちの教育環境を整える活動に御協力いただきました。
これからも、「地域とともにある学校」として地域の皆様のお知恵とお力をお借りしながら、確かな学力の育成と教育活動の充実に努めていきたいと思います。
来週は、PTA活動についての情報もお知らせします。
5年生
愛媛大学よりお二人の教授を講師にお招きし、総合的な学習の時間「SDGs」の学習を行いました。
講師の先生方は、学校運営協議会の皆様から御紹介していただきました。子どもたちは、今までに自分の決めた学習テーマに沿ってSDGsの調べ学習を進めてきました。
2時間目は、SDGs推進室長をされている先生がSDGsの掲げる17のグローバルな目標やSDGsが始まった経緯や取組について子どもたちに大変分かりやすく説明していただきました。
途中で、ワークシートがメモでいっぱいになり、2枚目に入る児童が続出するほど、子どもたちがSDGsに関心を高めている様子でした。また、気温の上昇や洪水や砂漠化など世界で気候変動がかなり起きていることに多くの児童が衝撃を受けました。
3時間目は、知らなかったSDGsの課題や取り組みについて双六ゲームを通して、楽しく学ぶことができました。「世界で生産された食べ物の3分の1が捨てられていること」「温暖化は主に二酸化炭素の増加によって引き起こされていること」など、SDGsに関するクイズをグループで考えながらゴールを目指し、正解すると歓声が起こっていました。
秋が深まる中、5年生はSDGsについて関心を高め、知識を深めています。講義を受けて、さらに知りたい内容を調べてまとめたり、今起きている問題を自分事として捉え、これから自分たちができることについて、具体的に考えたりしていきます。
6年生
10月14日(金)
6年生は、本日3・4校時に平和の語り部学習を行いました。
特定非営利活動法人えひめグローバルネットワークから講師をお招きして、「平和な社会づくり~モザンビーク支援活動とともに~」と題して、お話をしていただきました。
前半は、現在の世界ではどのようなことが起こっているのか、貧困の問題、食品ロス問題、環境問題などについてお話を聞きました。具体的な数字を見ることで、子供たちには驚きが広がり、「今まで身近に感じることがなかったから、初めて知ることが多くて驚いた。」と感想を述べる児童がいました。
後半は、えひめグローバルネットワークが行っているモザンビーク支援活動についてのお話でした。都会のように発展している町もある中で、今回紹介していただいたシニャングァニーネ村では、道路の舗装がされていない場所があったり、小学校は10㎞、中学校は50㎞先にあったりすること。電気や水道も通っておらず、近くの駅は内戦の影響で壊れたままであることなど、自分たちの生活からは想像がつかない現実があることを知りました。
その中で、放置自転車を現地に送り、不発弾や武器と交換することで、それらの回収を支援し、回収された武器を「武器アート」として生まれ変わらせる活動を行っていること、村人の学びの場を確保するために、自分たちの手で公民館を一から建てたこと、小学校やクリニックの修繕、井戸の掘削を現地の人たちと相談し、協力して行ったことなどを紹介していただきました。
自分たちにできることを精一杯行う村の人たちの心の豊かさや共に活動する現地の子供たちが「大人になって地域を良くしたい。」と笑顔で語る様子を見て、「平和な社会をつくることは子供たちの笑顔のためにできることを考え、共に行うことだ。」という講師の方の思いを受け取りました。
子供たちの感想には、「自分たちの当たり前が、世界では当たり前ではないということが分かった。」や「貧しいから大変だと思っていたけど、自分たちで課題を解決しようとしている姿がすごい。」「心の豊かさと貧しさは関係ない。」などこれまで自分たちにはなかった視点で、平和について考えることができていました。
今回、貴重なお話を聞かせてくださった講師の先生、また連絡調整をしてくださった学校運営協議会の皆様、ありがとうございました。1学期の調べ学習、今回のお話を胸に、来週の修学旅行で、更に平和についての学びを深めてこようと思います。
10月13日(木)
2年生は牛渕上野農村公園に行きました。
午前中は虫とり、午後からは遊具遊びをしました。
「こんな大きいバッタを初めて見た。」「こんなにたくさん虫を捕まえることができたよ。」と目を輝かせながら虫を追いかけている子供たちの姿が多く見られました。
お昼は友達と間隔を空けてお弁当を食べました。
「お弁当楽しみにしていた。」「お母さんが好きな物ばかり入れてくれた。」と久しぶりのお弁当を喜んでいました。
おやつを楽しみにしていた子も多く、自分と友達のおやつを比べながら楽しく食べました。
そのあとは広いコートでボール遊びやおにごっこをしたり、珍しい遊具で夢中になって遊んだりしました。
2年生にとって少し遠い距離でしたが、最後まで一生懸命歩いて思い出に残る遠足となりました。
10月13日(木)
4年生は、かすみの森公園へ遠足に行きました。
公園までは片道4.1キロと長い距離でしたが、さすが元気な4年生。友達と「ファイト♪ファイト♪」と声を掛けながら、力強く歩き切りました。
公園では、遊具遊びやボール遊び、鬼ごっこなどをして遊びました。みんなが楽しく遊ぶために、決められたルールを守りながら活動をしました。
遊びが終わった後は、お弁当や持ってきたお菓子を友達と一緒に食べました。食事のマナーを守りながら、お家の人に作ってもらったお弁当をおいしそうに食べていました。食べている子供たちからは、笑顔がはじけていました。
かすみの森公園までの道のりは、とても遠かったですが、クラスのみんなとの交流を深め、また一つ楽しい思い出ができました。
10月13日(木)
3年生は、東温市学校給食センターの見学と、くぼの泉公園へ遠足に行きました。遠足にぴったりの気候で、子供たちも朝からわくわくしていました。
給食センターでは、給食が作られている様子を見学させていただきました。野菜は3回以上洗っていることや、食材に合わせて倉庫を変えていることを学びました。
給食ができるまでの過程を動画で見せていただきました。大きなしゃもじを使ってかき混ぜていることや、調理員の方が身だしなみに気を付けていることを知りました。
「『いただきます』と『ごちそうさま』をきちんと言いたいね。」
「一生懸命に作ってくれているから、残さず食べたいです。」
と感想を持ちました。
ふだん食べている給食は、農家の方や調理員の方など、いろいろな人の力で作られていることを知りました。次の給食がとても楽しみです。
その後は、くぼの泉公園で楽しく遊んだり、お弁当を食べたりしました。子供たちは、笑顔一杯です。
小川には、小さなカニやエビなどの生き物もいて、自然体験活動も行いました。
「ザリガニを見付けたよ!」
「水が冷たくて気持ち良いな。」
一生懸命に学んだり、全力で遊んだりしてとても充実した遠足になりました。保護者の皆様、お弁当の用意や当日に向けての準備に御協力いただき、ありがとうございました。