6年生の総合的な学習の時間「北吉井の歴史」で元歴史民俗資料館の職員の方をお招きし、ふるさと北吉井の歴史をより深くまで学習しました。つい先日、校区の向井古墳を見学した後に続き、第2弾の勉強です。
「北吉井の校区に人が住み始めたのはいつでしょう?」
答えは約2000年前。これは弥生時代のこと。言葉では分かっても、イメージしづらいところを実際の写真や発掘した様子を交えて説明していただきました。
さらに、中世の頃(鎌倉時代)の北吉井校区については、和田氏という豪族が治めていて、5つの城を持っていたことや松山と東予地方を結ぶ交通の重要拠点であったことを勉強しました。さらに近世では、西岡窯や志津川窯など、焼き物の産業が発展していったことを教えていただきました。
そしていよいよ明治時代。横河原まで伊予鉄道が延伸され、このことによって北吉井校区が発展する起爆剤となります。映画館も銭湯もあったにぎやかな街だったことを紹介していただきました。またもう一つの転機となったのが、愛大附属病院が建設されたことです。愛大病院が昔、池を埋め立ててできたことも初めて教えていただきました。



いよいよ社会科の歴史学習が始まる最高のタイミングで、「北吉井の成り立ち」を知ることができました。遠い場所での歴史学習が「自分事の学習」になるよいきっかけとなりました。「ふるさとを知ることは、ふるさとを愛することにつながる」思いを大切にしながら学習を続けていきます。
昼休みに、校長先生からのお話がありました。
今回の講話の内容は「基本的な生活習慣」についてでした。
①学習に取り組む姿勢
②話を聞く態度
③鉛筆の持ち方
の3点です。
子どもたちは、時折話合い活動「いわがらタイム」をしながら、熱心に話を聞いていました。これからも、この3つのことに気を付けながら、学習に取り組んでほしいと思います。




1年生は、今日プール開きがありました。
待ちに待ったプールの授業。小学校で行う初めてのプールの授業に、子供たちも朝からワクワク、ソワソワしていました。
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代表児童によるめあての発表を行った後、シャワーを浴びて入水。
水の冷たさにもすぐに慣れ、気持ち良さそうに水遊びを楽しむ姿が見られました。
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授業の最後には、宝探しをしました。水の中に潜り、「あった!あった!」と必死に手を伸ばして取っていました。
水が苦手な子も肩までは沈んで頑張るなど、それぞれの目標で取り組む姿がすてきでした。
楽しい時間もあっという間。
「え~もう終わり?」と残念がる子供たち。
また、次のプールの時間が楽しみですね!
~危機管理課の方と一緒に、水害から命を守る行動を考えよう~
4年生は、総合的な学習の時間に「誰もが住みよい北吉井ライフ~『災害に強いまち』ってどんなまちだろう?~」というテーマで防災学習に取り組んでいます。1学期は、重信川の水害や地域の治水について調べたり、災害時に自分の命を守るための行動について考えたりしています。
その一環として、東温市役所危機管理課の職員の方をお招きし、「マイタイムライン」について学ぶ出前講座を行いました。マイタイムラインとは、水害などの災害が起こる前から避難までの行動を時系列で整理する、自分だけの避難計画のことです。

今回の学習を通して、自分の命を守るために「いつ・何をするか」を具体的に考える力を養うとともに、家庭や地域での防災意識を高めることを目指しています。

2回目の授業は授業参観としても公開します。お家の方にも一緒に「命を守る行動」について考えていただける機会となれば幸いです。
天候が不安だったため、子供たちと一緒に予定していた「まもるくんの家訪問」を教員で行いました。
各地区担当の代表教員が継続のお願いのために「まもるくんの家」を訪問しました。


今年度も子供たちが、安全に登下校したり、明るく日常生活が送れたりできるよう見守りをお願いしました。
快く引き受けていただいた地域の方々ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
6月10日、5年生を対象に「東温e-program」による環境学習プログラムを実施しました。このプログラムは、東温市から講師の方をお招きし、出前講座の形式で環境問題に関する多様な学びを提供するものです。子供たちは4つの教室に分かれ、それぞれ異なるテーマの講座に参加しました。
講座①「昆虫博士に学ぼう」

外来種による環境への影響について学びました。オオヒキガエルや猫、アライグマなどが生態系に与える被害の具体例を通じて、自然や生き物を守る大切さを感じ取ることができました。
講座②「木の年輪(年輪が語りかけること)」

木の年輪と気候の関係について学びました。年輪の幅から過去の気温や降水量が分かることを知り、自然の中にある「地球の記録」に驚きの声が上がっていました。
講座③「気象について学び、体験しよう」

雲や雨、竜巻などの気象現象について学び、実験も行いました。水蒸気から雲ができる様子や、雨粒の形が「アンパン型」であることに多くの児童が関心を寄せていました。
講座④「南極のお話」

日本の南極観測隊の生活など、地球規模の環境問題について考える時間となりました。南極観測支援を行う海上自衛隊の艦船である砕氷艦「しらせ」についても学びました。日本の南極地域観測を支える重要な船です。南極のクロヒゲゴケも触ってみました。
今回の学習では、身近な自然から地球全体の課題まで、子供たちが自らの「気づき」や「問い」をもとに深く考える姿が見られました。体験的な活動を通して、環境について主体的に学ぶ貴重な機会となりました。今後も、児童一人一人の環境意識を育む学びを大切にしてまいります。
6月10日(火)4年生の児童が「南松山クリーンセンター」「南吉井浄水場」「重信浄化センター」の3か所を見学しました。これは、社会科「ごみのしょりと利用」「水はどこから」の学習の一環として行ったものです。

ごみがどのように集められ、処理されているのか、そして毎日使っている水がどのようにきれいにされ、再び自然に戻されているのか。実際の施設を目の当たりにすることで、子供たちは自分たちの生活と公共施設との深い関わりを実感していました。

「水やごみをもっと大切にしたい」「自分にもできることを考えたい」そんな感想も多く聞かれ、見学を通して環境や公共の意識が深まった一日となりました。
公共の場でのマナーを意識して行動することも、本活動の大切なねらいの一つでした。多くの学びに加え、社会の一員としての自覚も育まれた様子がうかがえました。

3年生は自転車教室を行いました。
松山南警察署交通課、松山南交通安全協会、東温市危機管理課の方々にお越しいただき、自転車の安全な乗り方について教えていただきました。


警察署の方からは、自転車を安全に乗るために、乗る前には点検をすること、乗るときにはきちんとヘルメットを着用し、交通ルールを守って運転することの大切さを教えていただきました。
交通安全協会の方からは、パネルを使って危ない場面について紹介していただいたり、自転車に乗る際に左右や後方の確認をすることの大切さ、自分の進行方向を周りの人に知らせるために手信号があることを教えていただきました。
その後、交通ルールを守って自転車に乗ることの大切さを啓発する映像を見ました。
自転車教室を終えて、子供たちからは「自転車に乗るときに気を付けたら良いことが分かった」「交通ルールを守って安全に自転車に乗りたい」という感想が聞かれました。
この自転車教室で学んだことを生かして、安全に自転車に乗ってほしいと思います。
開催にあたり、いろいろとご尽力いただきました皆様、誠にありがとうございました。
今日も元気な2年生。
運動会が終わって、勉強モードに切り替えです。
竹組・梅組は、算数科の学習に取り組んでいました。集中してお話を聞きながら、筆算の学習を一生懸命していました。

松組は、音楽科の学習で、感じたことを共有し合っていました。笑顔で進んで意見交換をしていました。

桜組は、今週の金曜日、1年生と一緒に学校探検をします。その準備を進めていました。

それぞれのクラスで一生懸命学習しています。1学期も残り2か月。最後まで全力で頑張ります。
6年生は向井古墳と天然記念物「ビャクシン」の見学に行きました。向井古墳は、樋口にある円墳で、なんと6世紀頃に作られたと言われています。今日の見学では、地域コーディネーターと連携し、東温市歴史民俗資料館の職員の方、発掘にも携わった東温市役所の方を講師にお招きしました。講師の先生から、
「発掘された土器によって、作られた時代が分かる」
「東温市には他にも10数基の古墳がある。ツインドームの近くからも発掘されている」
「残念ながら、埋葬されていた骨は見つかっておらず、誰の古墳かは分からない」
といった説明を聞き、子供たちは、真剣に耳を傾けて、熱心にメモしていました。説明を通して、身近な地域にこんな歴史的な史跡があったことに驚いている子供がたくさんいました。すると、説明の後に子供たちからは、
「どうして古墳は作られたのですか?」
「石室からは、他にどんな物が見つかりましたか?」
「どうして土器を一緒に埋めたのですか?」
「土器は、歴史民俗資料館で見られますか?」
と次々質問の声が上がり、興味がどんどん高まっている様子が見られました。


6年生は、今月から歴史の学習が始まります。今日の見学は、今の子供たちにぴったりの体験学習でした。地域の歴史から、日本の歴史へと関心をつなげ、広げていきたいと思います。